開業を考えている方がこれから考えなければならないこと

開業を考えている方のそれに至る経過は、人それぞれです。小さい頃からの夢が実現した人、得意だった趣味が仕事になった人、生活のため開業する人多種多様です。

ただ共通するのは、ここに至るまでに相当の努力もありまた我慢があったものと推測できます。また運もあったと思います。

開業する場合にとても重要なことがあります。開業により始める商売についてはそれぞれの方は、自信もあり努力も人一倍する覚悟もあるものと思われます。

ただ大きな問題が開業後(正確には開業前から)土砂降りの雨のごとく経営者を襲います。何の知識もないで歩き出すのは傘のないまま土砂降りのあめの中を歩くようなものです。すぐにびしゃ濡れになり一歩も歩けなくなります。開業する方は開業する職種については知識はありますが、この土砂降りをさける方法はトレーニングされていませんので当然です。当事務所はその傘になるべく努力しております。

以下開業に際して発生する土砂降りにたいする傘の使い方をお知らせします。

開業するとなにが変わるのか。

開業すると色々なことが変わります。まずとても大事なことはすべての全選択が自分に降りかかるということです。仕事を始める時間終わる時間、休む日、それこそ電話をする時間すへてです。

サラリーマンの場合は拘束されることがとても苦痛だったのに、独立した場合はあまりにも拘束がなく変な気がします。

働かかなくても文句は言われませんが、反面誰も給料はくれません。成功して結果がでればすべて自分のものですが、失敗したらすべてそれも自分が引き受けなければなりません。

そのことを開業前から理解して甘えをすべて捨てませんといっまでも経営者になれません。

究極の言い方ですと、体が資本です。体を大事にしない人は経営者には向いてません。

開業をする場合に処理しなければならないこと・・・資金のこと

開業する場合にはまず最初に問題になるのが、資金です。いままで簡単に資金とか資金繰りなどと言っていたことが以外と難しい問題として関わってきます。フーテンの寅さんのたこ社長みたいに中小企業の苦労が分かるようになります。開業前には資金とかお金と言っていたものは、正確には次の2つに別れます。

1.運転資金・・・これは事業を運営していく資金です。

2.設備投資資金・・・これは設備(たとえば機械とか車です。)の購入に必要なものです。

銀行から借入する場合は上記のいずれかになります。返済期限は、運転資金は6年程度、設備資金は15年程度です。このほかに創業資金としての借入金があります。開業の方についてはまずこの創業資金を借りるところから出発します。通常運転資金なり設備資金は相当の信用がないと借りることができません。

創業資金とは開業の方が開業にさいして必要な資金を貸してくれる制度です。商売の資金はマイホームを購入したときに借りた住宅ローンとまるっきり異なることを理解する必要があります。住宅ローンの場合は住宅という担保がありましたので、比較的借り易いのですが、事業資金についてあは銀行の厳密な査定があります。適当な計画では借りることは不可能です。ただ創業資金については種々の制度があり比較的借り易い環境にはあります。

開業する場合に処理しなければならないこと・・・資金その2

開業する場合には資金が必要です。資金には2つあります。

1.運転資金・・・これは短期的な資金です。たとえばスーパーマーケットを開業する場合は陳列棚に商品をまず並べないとなりません。この商品を買う資金が運転資金です。別の例では、次のような事項があります。

家賃・人件費などです。

2.設備資金です。・・・これは商売上必要な機器です。配達用の車・PC・電話機などです。

金融機関もこの区分に分けて資金融通します。借入資金の内容はさらに利率と返済資金に区分されます。

運転資金は通常短く設備資金は長めの返済資金になっています。

資金を借りる場合はまず開業に際しては開業のためにはいくら必要か計算する必要があります。

やり方は簡単です。A4の紙を用紙して立てに半分に折りたたみます。紙を開き折り目を中心に左側に

思いつく限りの支出する項目と金額を書きいれていきます。

例 現金(毎日最低必要な金額・・・つり銭)

   最初の入金があるまでに支出する金額

   家賃

   人件費

   商品・材料

   消耗品

   その他

これらを合計したものが開業に必要な金額です。

これを運転資金と設備資金に区分し右の空欄に記入します。

これで必要な資金と運転資金と設備資金の区分に整理できました。

 

創業支援施策 創業支援施策

金融機関からの借り入れについては、色々なハードルがあります。住宅ローンを借りた経験はあるとは思いますが、それとはまったく異なる事由です。とくに開業(創業)の際については種々の借入方法があり選択しながら借入できるかが、今後の経営について大きな影響を与えるものです。現在支援策としては下記のものがあります。

1.東京商工会議所創業支援融資保証制度

2.日本政策金融公庫国民生活事業の新創業融資制度

3.日本政策金融公庫国民生活事業の新規開業資金

4.日本政策金融公庫国民生活事業の生活衛生貸付

5.日本政策金融公庫国民生活事業の女性、若者、/シニア起業家資金

6.東京都の創業支援融資

7.東京都各区の創業支援融資

それぞれ特徴があります。以下各制度の説明と使用の仕方をご説明します。

具体的な借入の場合の考え方

一般の方は借入といいますと簡単に考えますが、実はとても難しいことなのです。但し住宅ローンは別です。住宅ローンについては担保提供が十分ありまた制度的に整えられているため比較的簡単なのです。事業を起こす場合または事業の運転資金のための借り入れは、とても難しいものです。極端な場合借り入れはまず無理と思うところから入ったほうが正解かもしれません。なぜなら資金を貸す側は借り入れ者を厳しい目で選定するからです。サラリーマンをされてた方が事業を起こす場合の資金を借りる場合には、いわゆる値踏みをされます。この人間の資産・事業の信頼性その他経済的な条件で判断されて行きます。そこには個人的な誠実さとか努力など一切関係ありません。サラーリマン時代に見ていた銀行とまるっきりとても現実的な金融機関の顔がみえてきます。はっきりと融資はお断りしますといったことは現実に起きますし、場合によっては受付の段階までもいかない場合があります。でもそのことをはっきりわかった場合は解決策はあります。経済的に判断されるということは、どんなことであれ、一定の条件をそろえれば、誰でも機械的に借入がてきるのです。それには金融機関とはもともと何なのかどんな種類があるのか、その他の知識を身につければいいのです。借りるとというより借りてあげる立場になりることが必要です。

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