春になりますといよいよ決算の時期を迎えます。
ここでは決算についてよく聞かれることを書きます。
決算とはどういう意味かといいますと、
一定期間の事業成績を明らかにすることをいいます。
簡単にいいますと儲かっているか損しているか計算してみることです。
法人はすべて決算をしなければなりません。
よく決算はいつですかという言い方があります。
その場合は3月決算だといいますが、正確に表現しようとすると次の様になります。
事業年度の最終日を決算日といいますが、この日をもって決算といいます。
3月31日が決算日の法人の場合は、
その法人の決算は3月31日決算ということが正しい表現です。
決算日はいっでも設定できます。たとえば3月15日でも可能です。
売掛金・買掛金の締め日にも決算日をあわせると、
売上・仕入の〆後の手続きをしなくて済みます。
決算になりますと色々言葉が出てきて少々迷う場合がありますが、
その基礎にある思考は正確に業績を計算するためのものであり、
とても大切なことばかりです。
内容はその趣旨を理解すれば簡単なことであり、
内容を理解するとなるほど簿記とはうまくできているものだと思うものばかりです。
決算のためにでてくるものとしては、棚卸・減価償却・貸倒引当金があります。